山岳遭難で不幸になる人を一人でも少なくうココヘリが日々挑戦していること
探しに行く、どんなしゅ
発見率
96
%
捜索対応
164

直近も捜索・相談事案が発生しています。登山計画のご家族への共有を忘れずに。

2024-01-08
新潟県 白山
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
下山予定時刻を過ぎても連絡が取れないとご家族からのご相談。その後、無事を確認。
捜索・救助費用
2024-01-07
山梨県 八ヶ岳連峰地獄谷
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
体調不良により駅に戻ると連絡あり、以降連絡が取れないとご家族から通報。その後、無事を確認。
捜索・救助費用
2024-01-05
長野県 赤岳
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
本日展望荘に到着予定だが到着しておらず、連絡もつかないとご家族からの相談。その後、無事を確認。
捜索・救助費用
2024-01-03
岐阜県 槍ヶ岳
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
ご家族からのご相談をサポート。
捜索・救助費用
2024-01-02
奈良県 釈迦ケ岳
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
下山予定時間が過ぎても帰って来ないとご家族から通報。公的機関、ココヘリドローンチーム現在も対応中
捜索・救助費用
2023-12-30
山梨県 甲斐駒岳
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
急な斜面にて道迷い。公的機関ヘリにて2名を救助。
捜索・救助費用
2023-12-30
青森県 八甲田山
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
ご家族からの相談をサポート。無事を確認。
捜索・救助費用
2023-12-29
福島県 一切経山
相談
死亡
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
一切経山山頂通過後、道迷いして行動が遅れた後、同行者が救助要請。
捜索・救助費用

※個人情報や公的機関との機密保持の観点から一部内容を伏せています。

タイトル:受信機を使った捜索129件
86
ココヘリ捜索チームが捜索発見

民間ヘリコプターやココヘリ・ドローンチームによる捜索を行い、会員様を発見、救助組織へ引き継ぎます。

95
公的機関が捜索発見(公的機関の捜索へ協力)

警察・消防組織の導入済みのココヘリを活用した捜索・救助活動が行われる際、ココヘリは警察・消防と連携、遭難者の情報共有やご家族のサポートなどの捜索協力を行います。

データで一覧

最新の対応案件、所要時間等の統計データをビジュアライズしてまとめています。
捜索開始から3時間以内の発見
86
捜索所要時間(%)

※捜索者発見案件内比率

SEARCH RECORD

86%の案件で、捜索開始から3時間以内に発見。48%の案件で遭難者を生存状態で発見

捜索を開始してから、40%が60分以内、86%が3時間以内での発見を実現しています。生死を分ける「72時間の壁」を大幅に下回る捜索時間です。

さらに、48%の案件で遭難者を生存状態で無事に発見。残り52%の案件の遭難者の方については、大変残念ながら滑落や雪崩等の事故でお亡くなりになられていましたが、ご遺体をご家族のもとへ、行方不明になってしまう方を一人でも少なくすることへお役立ちしました。

※捜索開始後の時間。事故が発生してからではありません。
 捜索者発見案件内比率。発信機不携帯、電源入れ忘れ等の案件は除く。

捜索が難航した事例

捜索が難航した事例 1

岩手県での登山中に起きた遭難に伴う捜索事例。

登山届が確認出来ず、捜索エリアを絞り込むことができず出動まで調整時間を要しましたが、幸いなことに、捜索開始から2時間で発見救助に至りました。

登山届が提出されておらず、捜索の初動に遅れが出ました。

登山届を提出する。家族や友人へ共有する。

登山届や登山計画は必ず準備し提出。同時に、家族や友人へも共有をして下さい。登山届には、オンラインで提出でき、各自治体・警察と連携しているコンパスがお勧めです。ココヘリも提携しています。

携帯電話エリアが圏外で、連絡が出来ない状態でした。

山の中では、携帯の電波は当てにしてはいけない。

見通しのよい尾根筋や山頂付近以外では、携帯電話も圏外になってしまうことが多くなります。圏外エリアで遭難する可能性を前提に考えて、第三者に登山届、登山計画を伝える必要があります。

捜索が難航した事例 2

静岡県での登山中に起きた遭難に伴う捜索事例。

ご家族からの緊急連絡によりGPS情報を取得していましたが、初日の県警ヘリと消防航空隊、地上からの捜索では発見に至りませんでした。
翌日ココヘリが警察による位置情報で捜索を行いましたが、その時には既にご本人が移動をしていたため発見できず、さらに午後の捜索では天候が悪化したため中断せざる終えませんでした。
3日目に前日のGPS情報と沢へ移動しているという情報を基に周辺を捜索したところ、谷底に滑落しているご本人を発見することができました。天候不良や通報後の移動、更に電波の発信の障害になりやすい谷へ滑落など、アクシデントが重なった事で位置の特定に時間を要してしまいました。

通報後に移動、さらに谷に滑落するアクシデントが起こっていたため、捜索が長期化しました。

迷ったと思ったら、わかるところまで引き返すことを優先する。

迷ったら戻る、が登山の鉄則です。危険な道を下ったり、沢に降りてしまうと、滑落や滝への転落など命の危険に直結する事故につながります。

遭難したと思ったら、救助を待つことを優先する。

安全を確保し、動かずに体力を温存しましょう。登山届や家族へ伝えている場合は必ず救助が来ます。もし携帯電話の電波が繋がり、警察や消防に通報できた場合は指示に従って下さい。

捜索訓練

定期的な捜索訓練で捜索チームのスキルアップを図っています。
ココヘリ・ドローンチーム捜索訓練 in 白馬
ココヘリ体験会:群馬県ほうだいぎスキー場
【捜索訓練】京都 美山佐々里 | ヘリコプターによるBluetooth電波受信訓練
【捜索訓練】京都北山 | ヘリコプターによる電波受信訓練
【捜索訓練】滋賀県大谷山付近
【捜索訓練】佐賀県多久市鼻山
お問い合わせ・サポート